研究内容

嶋田研では,自然言語処理をベースとし,音声理解や画像処理などを統合したマルチモーダル情報解釈に関する研究を行っています.
オープンキャンパスでのポスター[pdf (2014)][pdf (2016)]
過去の研究についてはこちら
Web上に存在する評判情報の分析に関する研究を行っています.適切な評判情報の抽出やその分別(例えば,肯定的意見か否定的意見か),そしてその情報の要約や可視化を行っています.さらに,主観的な評判情報だけではなく,それに付随する客観的情報も統合的に扱う枠組みを研究しています.
具体的には,ゲームレビューやニュース記事の分析や要約,Twitterを対象とした肯定/否定判定・不具合情報の抽出,観光情報の分析などを行っています.
多人数対話を対象とした対話の状態理解や要約に関する研究をしています. 話された言葉(言語情報)だけではなく,笑いや仕草などの非言語情報も考慮して,場の状態推定や対話内容を要約する技術について研究をしています. また,タブレット端末などを用いて議論を支援するシステムに関する研究も進めています. 対話理解・要約の研究の一環として,研究で利用している対話データ(Kyutechコーパス: DM2015)を公開しています.
その他にも自然言語処理に関するタスクについて研究しています. 具体的には,2文間の含意関係認識に関する研究,文の事実性判定に関する研究,文中の時間関係の認識などを行っています.